稼働中のwpサイトの開発環境構築

ubuntu14で運用してるWPサイトのためにM2-Macで開発環境を作りましたので覚え書き

UTMでmacの中に仮想環境ubuntu14を作る

sshd と ファイアウォールを設定してsshで作業できるようにする

前準備)LAMP環境のインストール
apt install apache2
apt install mysql-server-## mysql-client-##
apt install php##

ポートは22と80を開けておく

1)現行サイトからとってくるもの
-WPのファイル
-DB

2) データベースファイルを開発環境(UTM)へ

運用中のものと同じ空のデータベースを作成しておく
CREATE DATABASE [データベース名];
ファイル共有してsqlファイルのある場所で
mysql -u [ユーザー名] -p [上で作成した読み込み先データベース] < [読み込むファイル.spl]

パスワードを聞かれた後読み込みが始まります。
内容によると思いますが、けっこう時間がかかりました。

3)WPのファイルをコピーして設定をする
共有フォルダからDocument Root ディレクトリへ
ちなみにwp内の全てのファイルをすでに存在するディレクトリへコピーするときは
cp -pR /media/share/wp/* /var/www
ディレクトリ自体をコピーするときは
cp -r /media/share/wp/directory /var/www/directory
のようにします。

wp-configのDB名、ユーザー名、パスワード、ホストを設定します。
ホストは127.0.0.1

ルートディレクトリの設定をします。設定するのは
/etc/apache2/
の apache2.conf
/etc/apache2/sites-available
の 000-default.conとdefault-ssl.conf
3箇所です

4)mac のhostsを編集して稼働中のサイトのドメインで開発環境が表示されるようにする
macの/private/etc/hostsへ
127.0.0.1 sitename.com
を追記します。

今回新規にインストールしたApacheでSSLを有効化してなかったので最初
sudo a2enmod ssl
sudo a2ensite default-ssl
でapacheを再起動したら表示されました。

あとphpにmysql拡張モジュールがインストールされてない状態で
WPのインストールをしようとすると500エラーとなってしまいます。
なので
sudo apt install php-mysql

M2 macから仮想環境(UTM)のubuntuへファイル共有する

VirtFSというホスト/ゲスト間でのファイルのやり取りをするプロトコルを使います。
公式によるとLinuxの仮想マシンではSPICEよりもVirtFSが推奨だそうです。

仮想マシンの”共有”タブでVirtFSを選択、ホスト側の共有フォルダを指定して仮想マシンを起動します。
UTMの設定

次に起動したゲスト側で共有フォルダを作成して、フォルダをマウントします。
今回は/media/share を作って使います。
$ sudo mkdir /media/share
$ sudo mount -t 9p -o trans=virtio share /media/share -oversion=9p2000.L

これでホストで共有フォルダに入れたファイルをゲストから見ることができます。



$ls /media/share
test.txt

ただこのままだと、再起動するたびにマウントする必要があります。
だもんで /etc/fstab へ起動時にマウントするディレクトリとして指定します。

share	/media/share	9p	trans=virtio,version=9p2000.L,rw,_netdev,nofail	0	0

これで起動時に毎回自動的にマウントされます。

M2 Mac に Homebrew をインストール

次のコマンドを入力してインストールします。
ちなみにVPNは切ってからしないと最初エラーでした。

$ /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"

ログインパスワードを入力するとダウンロード⇨インストールが始まります。
インストール完了後。。。

==> Next steps:
- Run these three commands in your terminal to add Homebrew to your PATH:
echo '# Set PATH, MANPATH, etc., for Homebrew.' >> /Users/ユーザー名/.bash_profile
echo 'eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"' >> /Users/ユーザー名/.bash_profile
eval "$(/opt/homebrew/bin/brew shellenv)"
- Run brew help to get started

↑の3つのコマンドを実行しなさいと言われます。
パスを自分で通す必要があるようです。
それぞれ実行します。

$ brew help
Example usage:
brew search TEXT|/REGEX/
brew info [FORMULA|CASK...]
brew install FORMULA|CASK...
brew update
brew upgrade [FORMULA|CASK...]
brew uninstall FORMULA|CASK...
brew list [FORMULA|CASK...]
Troubleshooting:
brew config
brew doctor
brew install --verbose --debug FORMULA|CASK
Contributing:
brew create URL [--no-fetch]
brew edit [FORMULA|CASK...]
Further help:
brew commands
brew help [COMMAND]
man brew
https://docs.brew.sh

このままではまだで、Appleシリコン用の設定をする必要があります。

finderのターミナルからRossetaを使用して開くにチェックを入れる必要があります。